臨床研究
医療法人 勝島小児科医院
当院では臨床研究を行っています。研究内容についてご一読ください。

山形県の衛生研究所、仙台の国立ウイルスセンター、山形大学医学部感染症学講座と提携し、臨床研究を行っております。

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  西暦2025年6月13日

研究課題名: 山形県におけるパラインフルエンザウイルス感染症の疫学解析   

研究期間:   2022628日 〜 2030731

山形県衛生研究所倫理審査委員会承認番号: YPIPHEC 25-04

(承認日 西暦 2025613日)

 

   研究の目的

パラインフルエンザウイルスは、発熱や咳の出る上気道炎や、肺炎や喘息様気管支炎のような下気道炎を起こすことが知られています。パラインフルエンザウイルスには4つの型(1型、2型、3型、4型)があり、型によって症状や流行する時期に違いがあるとされています。しかし、長期間にわたる調査の報告はほとんどありません。そこで、山形県でこれまでにみつかっているパラインフルエンザウイルスの遺伝子型や抗原性などの性状解析を行うとともに、感染した患者さんの症状などの調査を行い、得られた情報を照合して型による様々な違いを明らかにしたいと考えています。この研究により、パラインフルエンザウイルスのそれぞれの特徴が明らかになれば、これからの診断や治療法の開発に役立つのではないかと考えています。

 

   この研究の対象となる方

2002年(平成14年)11日から2025年(令和7年)2月の間に受診して鼻咽頭ぬぐい検体を提供され、パラインフルエンザウイルス感染症と診断された方

   研究の方法

この研究では、対象となる方の来院した当時の臨床情報を用いて、ウイルスの遺伝子型や抗原性による比較解析を実施します。

 

   利用する臨床情報

鼻咽頭ぬぐい検体、年齢、性別、居住地(市町村まで)、診断名、臨床症状と経過、検査の記録、既往歴、家族内感染の有無、通園・通学施設。

 

   臨床情報を利用する者(研究実施施設及び責任者)

  山形県衛生研究所  研究責任者: 研究主幹(兼)微生物部長  池田 辰也

  山形大学医学部附属病院感染制御部   研究責任者: 副部長  松嵜 葉子

勝島小児科医院         研究責任者: 副院長    勝島 由利子

 

⑥ 研究への利用をやめてほしい場合

いつでも、この研究にあなた自身の臨床情報を使用しないよう求めることができます。臨床情報の使用を認めなかったとしても、あなたに不利益が生じることはありません。申し出をされる場合は本人又は代理人の方より、下記の連絡先までお問い合わせください。

ただし、使用停止を求めた時点で、研究結果が論文などで公開されていた場合には、完全に臨床情報の使用を停止できないことがあります。

 

⑦ 問い合わせ先

山形市南館四丁目412

勝島小児科医院   副院長  勝島由利子

  電話 023-643-0123  FAX 023-643-0120   

 

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  西暦2025年6月13日
[研究課題名]  山形県におけるコクサッキーウイルスA4型及びA10型感染症の疫学研究

[研究期間]  令和5(2023)69日~令和12(2030)731

[研究の目的と方法]

コクサッキーウイルスA4型・A10型は、一般に夏風邪の一種であるヘルパンギーナや手足口病をおこすことが知られていますが、長期間にわたる疫学はほとんどありません。そこで、山形県でこれまでにみつかっている両ウイルス感染症の症状や流行時期、ウイルスの性状解析などの調査を行い、診断や治療に役立てることを目的としています。

[研究機関名(管理責任者)] 勝島小児科医院(勝島史夫院長)、山形県衛生研究所(水田克巳所長)

[研究責任者] 衛生研究所 研究主幹(兼)微生物部長 池田辰也

[研究で使用する情報(他機関への情報提供なし)]

対象となる患者さん:

20011月から20252月の間に受診し、鼻咽頭拭い液からコクサッキーウイルスA4型またはA10型ウイルスが検出された方

利用する診療情報:

年齢、性別、居住地(山形県)、発病日・検体採取日、臨床症状及び診断名、ウイルス検査結果

ゲノム解析:

 受診時に提供された鼻咽頭拭い液を利用します。

 

[個人情報の取り扱い]

利用する情報からは、お名前など、患者さんを直接同定できる個人情報は削除します。また、研究成果は学会や学術雑誌で発表されますが、その際も患者さんを特定できる個人情報は利用しません。

 

*対象となる患者さんで、上記の研究に診療情報を利用することをご了解いただけない場合は、下記までご連絡ください。その場合でも不利益が生じることはありません。

 

 [問い合わせ先]

山形市南館4-4-12

勝島小児科医院   副院長  勝島 由利子

電話 023-643-0123  FAX 023-643-0120    


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  西暦2025年6月13日
[ 研究課題名] 山形県におけるエコーウイルス11型感染症の疫学解析

[ 研究期間]  令和7(2025)613日~令和12(2030)731

[ 研究の方法と目的]  

エコーウイルス11型(Echo11)は、小児に無症候性感染から重症感染症までさまざまな病態を引き起こします。2022年以降、欧州諸国で重症例の報告が相次ぎ、新規に出現した変異株(new lineage 1)によるものと考えらえています。山形県でのサーベイランスでは 2009年から数年おきに Echo11の流行がみられており、2024年も多数のEcho11を分離検出しました。本研究では、過去に流行したEcho11遺伝子を解析するとともに、山形県民のEcho11に対する中和抗体保有状況調査を実施し、Echo11感染症の疫学解明に貢献することを目的とします

[研究機関名(管理責任者)] 勝島小児科医院(勝島由利子副院長)、山形県衛生研究所(水田克巳所長)

[研究責任者] 衛生研究所 研究主幹(兼)微生物部長 池田辰也

[研究で使用する情報(他機関への情報提供なし)]

対象となる方:

2009-20252月までに、勝島小児科医院を受診し感染症発生動向調査事業への参加にご同意され、エコーウイルス11型が検出された方

利用する診療情報:

年齢、性別、検体採取日、居住地域(山形県)、発病/検体採取日、診断名、臨床症状、感染経路に関する情報、エコーウイルス11型感染歴検出情報

 ゲノム解析:

   エコーウイルス11型が検出された鼻咽頭拭い液を使用します。

 

[個人情報の取り扱い]

利用する情報からは、お名前など、患者さんを直接同定できる個人情報は削除します。また、研究成果は学会や学術雑誌で発表されますが、その際も患者さんを特定できる個人情報は利用しません。

 

*対象となる患者さんで、上記の研究に診療情報を利用することをご了解いただけない場合は、下記までご連絡ください。その場合でも不利益が生じることはありません。

[問い合わせ先]    

山形市南館4-4-12

勝島小児科医院   副院長  勝島 由利子

電話 023-643-0123  FAX 023-643-0120 

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   西暦 2025年5月1日
勝島小児科医院で診療を受けている、受けたことのある方、ご家族の方、ご親戚等の方へ(研究に関する情報)
当院では下記の研究に協力をしております。この研究は、診療で得られた過去の情報や試料(以下、臨床情報という。)を用いて行います。
この掲示によるお知らせの後、臨床情報の使用を許可しない旨のご連絡がない場合においては、研究へのご理解をいただいたものとして実施します。
なお、個人が特定できる情報は研究には利用しません。また、研究データ上にも残りませんので、研究の実施により、あなた、またはあなたのご家族・ご親族等の個人情報が流出することはないと考えております。
また、研究の成果を公表するときにおいても個人情報を提示することはありません。
皆様方におかれましては、研究の趣旨をご理解いただき、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
この研究に関するお問い合わせなどがありましたら、「⑦問い合わせ先」まで、ご連絡ください。

研究課題名: 宮城県におけるC型インフルエンザウイルス感染症の疫学研究
研究期間: 2022年9月7日 〜 2028年9月30日
山形大学医学部倫理審査委員会承認番号: 2025-21号
(承認日 西暦 2025年4月23日)

①研究の目的
C型インフルエンザは発熱と鼻汁と咳を主な症状とする呼吸器感染症の一つですが、A型やB型インフルエンザほど知られていません。肺炎や中耳炎を起こしているお子さんからC型インフルエンザウイルスがみつかる場合があり、このウイルスに感染した時の症状や経過を知る事はとても大切であると考えています。
そこで、これまでにみつかっているC型インフルエンザウイルスの遺伝子型や抗原性などの性状解析を行うとともに、感染した患者さんの症状などの調査を行い、得られた情報を照合してC型インフルエンザウイルスの特徴を明らかにしたいと考えています。この研究により、C型インフルエンザのこれからの診断や治療法の開発に役立つのではないかと考えています。

②この研究の対象となる方
2006年1月1日から2025年3月31日の間に受診して鼻咽頭ぬぐい検体を提供され、C型インフルエンザウイルス感染症と診断された方

③研究の方法
この研究では、対象となる方の来院した当時の臨床情報を用いて、C型インフルエンザの臨床像を解析します。同時に、ウイルスの遺伝子型や抗原性などを解析し、臨床情報との比較解析を実施します。

④利用する臨床情報
年齢、性別、診断名、臨床症状と経過、既往歴、基礎疾患、検査の記録

⑤臨床情報を利用する者(研究実施施設及び責任者)
仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンター
研究責任者: センター長 西村 秀一
山形大学医学部附属病院感染制御部 研究責任者: 副部長 松嵜 葉子

⑥ 研究への利用をやめてほしい場合
いつでも、この研究にあなた自身の臨床情報を使用しないよう求めることができます。臨床情報の使用を認めなかったとしても、あなたに不利益が生じることはありません。申し出をされる場合は本人又は代理人の方より、下記の連絡先までお問い合わせください。
ただし、使用停止を求めた時点で、研究結果が論文などで公開されていた場合には、完全に臨床情報の使用を停止できないことがあります。

⑦ 問い合わせ先
山形市南館四丁目4−12
勝島小児科医院 副院長 勝島由利子
電話 023-643-0123 FAX 023-643-0120


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西暦 2025年 5月 1日
勝島小児科医院を受診された患者さんへ
当院では、下記の臨床研究を実施しております。この研究は、診療で得られた過去の情報や試料(以下、臨床情報という。)を用いて行います。
この掲示によるお知らせの後、臨床情報の研究使用を許可しない旨のご連絡がない場合においては、同意をいただいたものとして実施されます。皆様方におかれましては研究の趣旨をご理解いただき、本研究へのご協力を賜りますようお願い申し上げます。
臨床情報の利用停止のほか、この研究に関するお問い合わせなどがありましたら、「⑤ 問い合わせ先」へご連絡ください。

研究名: 山形県におけるC型インフルエンザウイルス感染症の疫学解析
研究実施期間: 倫理審査委員会承認日 〜 西暦 2029年 7月 31日
山形大学医学部倫理審査委員会承認番号: 2025-13号
(承認日 西暦 2025年 4月 23日)

① 対象となる患者さん(研究の目的、臨床情報の利用目的及び利用方法)
C型インフルエンザは発熱と鼻汁と咳を主な症状とする呼吸器感染症の一つですが、A型やB型インフルエンザほど知られていません。肺炎や中耳炎を起こしているお子さんからC型インフルエンザウイルスがみつかる場合があり、このウイルスに感染した時の症状や経過を知る事はとても大切であると考えています。そこで、山形県でこれまでにC型インフルエンザウイルスがみつかった患者さんを対象に臨床情報の収集を行い、診断や治療に役立てる事を目的としています。

② 利用する臨床情報
2005年(平成17年)1月から2025年(令和7年)3月の間に受診して鼻咽頭ぬぐい検体を提供され、C型インフルエンザウイルス感染症と診断された方が対象です。
利用する臨床情報は、鼻咽頭ぬぐい検体と、年齢、性別、診断名、臨床症状、家族内感染の有無、検査の記録、投薬情報、既往歴、居住地(市町村まで)、通園・通学施設です。
※患者さん個人が特定できる情報は研究には利用しません。また、研究データ上にも残りませんので、本研究から患者さんの個人情報が流出することはありません。なお、研究の成果を公表するときにおいても個人情報が漏出することはありませんので、患者さんに危険や不利益が生じることはありません。

③ 誰が使用するか(研究実施施設及び責任者)
研究実施機関の名称:
山形大学医学部附属病院感染制御部 研究責任者: 副部長 松嵜 葉子
山形県衛生研究所 研究責任者: 微生物部長 池田 辰也
勝島小児科医院 研究責任者: 副院長 勝島 由利子

④ 研究への利用をやめてほしい場合
患者さんはいつでも、この研究にあなた自身の臨床情報を使用しないよう求めることができます。臨床情報の使用を認めなかったとしても、患者さんに不利益が生じることはありません。申し出をされる場合は本人又は代理人の方より、下記の連絡先までお問い合わせください。
ただし、使用停止を求めた時点で、研究結果が論文などで公開されていた場合には、完全に臨床情報の使用を停止できないことがあります。

⑤ 問い合わせ先
臨床情報利用の停止、そのほか質問したいことなどがありましたら、下記の担当者までご連絡ください。
山形市南館四丁目4−12
勝島小児科医院 副院長 勝島由利子
電話 023-643-0123 FAX 023-643-0120


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令和7年5月1日
勝島小児科医院を受診された患者さんへ
当院では、以下の疫学研究を実施しております。この研究は、診療で得られた過去の情報の収集や血清を使用して実施します。このような研究は、厚生労働省の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るのではなく、研究内容の情報を公開することが必要とされております。この研究に関するお問い合わせなどがありましたら、当院の下記「問い合わせ先」までご連絡ください。

[研究課題名] 山形県におけるエンテロウイルスD68感染症の疫学解析

[研究の目的] エンテロウイルスD68は一般に風邪症状をおこすことが知られていますが、アメリカでの報告から気管支喘息や急性弛緩性麻痺との関連が疑われています。そこで、山形県でこれまでにみつかっているエンテロウイルスD68感染症の症状や流行時期の調査、ウイルス遺伝子の性状解析(ゲノム解析)を行い、得られた結果を照合して診断や治療に役立てることを目的としています。

[研究の方法]
1)診療情報収集の対象となる患者さん:
平成22年1月から令和7年3月の間に受診して鼻咽頭ぬぐい検体を提供され、エンテロウイルスD68感染症と診断された方
利用する診療情報:
年齢、性別、診断名、臨床症状、喘息発症の有無、家族内感染の有無、検査の記録、投薬情報、通園・通学施設、居住地域(市町村まで)
2)エンテロウイルスD68のゲノム解析:
受診時に提供された鼻咽頭ぬぐい検体を利用します。

[研究機関名] 勝島小児科医院、山形大学医学部附属病院感染制御部、山形県衛生研究所

[個人情報の取り扱い]
利用する情報からは、お名前、住所など、患者さんを直接同定できる個人情報は削除します。また、研究成果は学会や学術雑誌で発表されますが、その際も患者さんを特定できる個人情報は利用しません。
*対象となる患者さんで、上記の研究に診療情報または鼻咽頭ぬぐい検体を利用することをご了解いただけない場合は、下記の「問い合わせ先」にご連絡ください。

[問い合わせ先]
山形市南館四丁目4−12
勝島小児科医院 副院長 勝島由利子
電話 023-643-0123 FAX 023-643-0120


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令和7年 5月 1日
勝島小児科医院を受診された患者さんへ
当院では、以下の疫学研究を実施しております。この研究は、通常の診療で得られた過去の情報を収集・集計して行います。このような研究は、厚生労働省の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るのではなく、研究内容の情報を公開することが必要とされております。この研究に関するお問い合わせなどがありましたら、当院の下記「問い合わせ先」までご連絡ください。

[研究課題名] 山形県におけるコロナウイルス感染症の疫学解析

[研究の目的] コロナウイルスは一般に風邪症状をおこすことが知られていますが、その実態はよくわかっていません。そこで、山形県でこれまでにみつかっているコロナウイルス感染症の症状や流行時期などの調査や、検出したコロナウイルスの遺伝子型の性状解析(ゲノム解析)を行い、得られた結果を照合して診断や治療に役立てることを目的としています。

[研究の方法]
対象となる患者さん:
令和7年1月から令和7年3月の間に受診し、咽頭からコロナウイルスが検出された方
利用する診療情報:
年齢、性別、診断名、臨床症状、家族内感染の有無、検査の記録、投薬情報、通園・通学施設、居住地域(市町村まで)
コロナウイルスのゲノム解析:
受診時に提供された鼻咽頭ぬぐい検体を利用します。

[研究機関名] 勝島小児科医院、山形大学医学部附属病院感染制御部、山形大学医学部感染症学講座、山形県衛生研究所

[個人情報の取り扱い]
利用する情報からは、お名前、住所など、患者さんを直接同定できる個人情報は削除します。また、研究成果は学会や学術雑誌で発表されますが、その際も患者さんを特定できる個人情報は利用しません。
*対象となる患者さんで、上記の研究に診療情報または鼻咽頭ぬぐい検体を利用することをご了解いただけない場合は、下記の「問い合わせ先」にご連絡ください。

[問い合わせ先]
山形市南館四丁目4−12
勝島小児科医院 副院長 勝島由利子
電話 023-643-0123 FAX 023-643-0120


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山形大学医学部倫理審査委員会 令和6年4月1日付 承認番号2023-338

勝島小児科医院を受診された患者さんへ
当院では、下記の臨床研究を実施しております。この研究は、診療で得られた過去の情報や試料(以下、臨床情報という。)を用いて行います。
この掲示によるお知らせの後、臨床情報の研究使用を許可しない旨のご連絡がない場合においては、同意をいただいたものとして実施されます。皆様方におかれましては研究の趣旨をご理解いただき、本研究へのご協力を賜りますようお願い申し上げます。
臨床情報の利用停止のほか、この研究に関するお問い合わせなどがありましたら、「⑤ 問い合わせ先」へご連絡ください。

研究名: 山形県におけるC型インフルエンザウイルス感染症の疫学解析
研究実施期間: 倫理審査委員会承認日 〜 西暦 2029年 7月 31日
山形大学医学部倫理審査委員会承認番号: 2023-338号
(承認日 西暦 2024年 4月 1日)

① 対象となる患者さん(研究の目的、臨床情報の利用目的及び利用方法)
C型インフルエンザは発熱と鼻汁と咳を主な症状とする呼吸器感染症の一つですが、A型やB型インフルエンザほど知られていません。肺炎や中耳炎を起こしているお子さんからC型インフルエンザウイルスがみつかる場合があり、このウイルスに感染した時の症状や経過を知る事はとても大切であると考えています。そこで、山形県でこれまでにC型インフルエンザウイルスがみつかった患者さんを対象に臨床情報の収集を行い、診断や治療に役立てる事を目的としています。

② 利用する臨床情報
2005年(平成17年)1月から2023年(令和5年)12月の間に受診して鼻咽頭ぬぐい検体を提供され、C型インフルエンザウイルス感染症と診断された方が対象です。
利用する臨床情報は、鼻咽頭ぬぐい検体と、年齢、性別、診断名、臨床症状、家族内感染の有無、検査の記録、投薬情報、既往歴、居住地(市町村まで)、通園・通学施設です。
※患者さん個人が特定できる情報は研究には利用しません。また、研究データ上にも残りませんので、本研究から患者さんの個人情報が流出することはありません。なお、研究の成果を公表するときにおいても個人情報が漏出することはありませんので、患者さんに危険や不利益が生じることはありません。

③ 誰が使用するか(研究実施施設及び責任者)
研究実施機関の名称:
山形大学医学部感染症学講座 研究責任者: 准教授 松嵜 葉子
山形県衛生研究所 研究責任者: 微生物部長 池田 辰也
山辺こどもクリニック 研究責任者: 院長 板垣 勉
勝島小児科医院 研究責任者: 副院長 勝島 由利子

④ 研究への利用をやめてほしい場合
患者さんはいつでも、この研究にあなた自身の臨床情報を使用しないよう求めることができます。臨床情報の使用を認めなかったとしても、患者さんに不利益が生じることはありません。申し出をされる場合は本人又は代理人の方より、下記の連絡先までお問い合わせください。
ただし、使用停止を求めた時点で、研究結果が論文などで公開されていた場合には、完全に臨床情報の使用を停止できないことがあります。

⑤ 問い合わせ先
臨床情報利用の停止、そのほか質問したいことなどがありましたら、下記の担当者までご連絡ください。
山形市南館四丁目4−12
勝島小児科医院 副院長 勝島由利子
電話 023-643-0123 FAX 023-643-0120


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令和5年6月9日付 山形県におけるコクサッキーウイルスA4型及びA10型感染症の疫学研究

山形県衛生研究所倫理審査委員会許可番号:YPIPHEC 23-02               令和5年6月9日

   
 
勝島小児科医院を受診された患者さんへ

当院では以下の疫学研究を実施しております。この研究は、ウイルス解析結果と診療 で得られた過去の情報を収集・集計・解析して行います。皆様方におかれましては、研究 の趣旨をご理解いただき、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
[研究課題名] 山形県におけるコクサッキーウイルス A4 型及び A10 型感染症の疫学研究

[研究期間] 令和 5(2023)年 6 月 9 日~令和 10(2028)年 7 月 31 日

[研究の目的と方法] コクサッキーウイルス A4 型・A10 型は、一般に夏風邪の一種であるヘルパンギーナや手 足口病をおこすことが知られていますが、長期間にわたる疫学はほとんどありません。そ こで、山形県でこれまでにみつかっている両ウイルス感染症の症状や流行時期、ウイルス の性状解析などの調査を行い、診断や治療に役立てることを目的としています。

[研究機関名(管理責任者)] 山辺こどもクリニック(板垣勉院長)、勝島小児科医院(勝 島史夫院長)、山形県衛生研究所(水田克巳所長)

[研究責任者] 衛生研究所 研究主幹(兼)微生物部長 池田辰也

[研究で使用する情報(他機関への情報提供なし)]
対象となる患者さん:
2001 年 1 月から 2022 年 12 月の間に受診し、鼻咽頭拭い液からコクサッキーウイルス A4 型または A10 型ウイルスが検出された方
利用する診療情報: 年齢、性別、居住地(山形県)、発病日・検体採取日、臨床症状及び診断名、ウイルス検査結果

[個人情報の取り扱い] 利用する情報からは、お名前など、患者さんを直接同定できる個人情報は削除します。 また、研究成果は学会や学術雑誌で発表されますが、その際も患者さんを特定できる個人 情報は利用しません。

*対象となる患者さんで、上記の研究に診療情報を利用することをご了解いただけない 場合は、下記までご連絡ください。その場合でも不利益が生じることはありません。

[問い合わせ先] 山形市南館 4-4-12 勝島小児科医院 副院長 勝島 由利子
電話 023-643-0123 FAX 023-643-0120




 
 
 
 
 
       























































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